遺伝子とDNAの違い(高校内容)
初めまして、Acueです。このブログではおもに生物学の学習に関して学んだ事項をまとめていきます。ほとんど自分用ですが、投稿した記事が読者の方々の生物学への理解に少しでもお役に立てれば幸いです。高校で生物の授業を履修している高校生にもわかりやすいようまとめていこうかと思います。よろしくお願いします。
早速ですが、まずは高校で学習するような遺伝学の基礎についてのおさらいをしようかと思います。
遺伝子:生き物の形質(=特徴)を決めるために必要な情報。生物の体の設計図。
DNA:遺伝情報を担う物質。デオキシリボ核酸。
染色体:DNAがヒストンというタンパク質に巻きつき、凝縮した構造体。
ゲノム:生物の持っている、全ての遺伝情報。
上記4つの用語は、高校生物においてもよく出てきますが、これらをしっかり区別できるかどうかは少し微妙なところです。なので、これらの違いをわかりやすくするために、別のものに例えてみます。
よくある例えとしては、遺伝物質であるDNAは「本」、遺伝情報である遺伝子は「その本に書かれている内容」、と言われているものがあります。さらに、DNAが凝縮してできた染色体は「本が収納されている本棚」、遺伝情報全体であるゲノムは「本棚がたくさんある図書館」という風に例えられます。
以下の絵を参考にしてみてください。
これらの用語は紛らわしいですが、重要ですので生物を学ぶ上では理解しておきたいところですね。
私も高校生のころはなかなかこれらの違いが理解できなかったものです(^^;)。
今回はこれで以上です。See You 〜☆(ο ω ο)/